Style

自分らしいスタイルの見つけ方

パーソナルスタイルのアドバイスはたいてい、まずクラシック、ロマンティック、ミニマリストといったタイプに人を分け、「そのタイプの人」が着る服を教えます。けれども現実のクローゼットでは、ほとんど機能しません。実際の手がかりから答えを導くのではなく、先に付けたラベルから逆算しているからです。

別の方法は時間がかかりますが、はるかに確実です。すでに着ている服、好きな服から手がかりを集め、共通点を見つけて、最後に自分で言葉にします。

うまくいった日から始める

この1年で、自分の服装を心から心地よく感じた場面を5つ思い出してください。いちばん着飾った日ではなく、人に見られる自分にもっとも無理がなかった日です。

着ていたものを詳しく書き出します。シルエット、素材、色、肌の見え方やフィット感、靴まで。自分の暮らしから得た5つのデータは、どんな診断より役に立ちます。すでに自分の体、気候、実際の生活が反映されているからです。

次に、しっくりこなかった場面を3つ、同じように振り返ります。こちらも同じくらい有益で、たいていはもっと具体的な手がかりになります。

共通点を見つける

メモ全体を見渡し、繰り返し現れる要素を探します。人は自覚していないだけで、たいてい一貫した好みを持っています。

  • シルエット — うまくいった日は、構築的か、落ち感があったか。体に沿うか、ゆったりしていたか。ボリュームはどこにあったか。
  • 肌の見え方 — 袖丈、ネックライン、裾丈。ここには強く変わりにくい好みを持つ人がほとんどです。
  • — 明るいか深いか、暖色か寒色か、無地か柄か
  • 質感 — なめらかでハリがあるか、柔らかくマットか
  • フォーマル度 — どの程度のきちんと感がいちばん自分らしいか

一貫した好みが3つか4つあれば、それがパーソナルスタイルです。名前を付ける必要はなく、どんなタイプ分けより役に立ちます。

スタイルとは服の集まりではなく、条件の集まりです。 「詰まったネックライン、深い色、柔らかな素材、体を締め付けるものは無し」のほうが、どんなラベルより行動に移せます。

好みとサイズ感を分ける

よくある落とし穴があります。実際にはサイズが合わなかっただけなのに、カテゴリーそのものが嫌いだと判断することです。丈が長すぎたワイドパンツ、違う肩の形に合わせて作られたジャケットなど。

シルエットを候補から外す前に、本当に体に合うもので一度試してください——必要ならお直しをしたものも含めます。「自分のスタイルではない」の多くは、実のところ「合わない状態でしか着たことがない」です。

買い物ではなく、条件を決めて試す

仮説ができたら、お金をかけずに試します。2週間、すでに持っている服だけを使い、言葉にした好みの範囲内でコーデを組みます。仮説が正しければ、服選びは楽になり、装いにも一貫性が生まれます。無理に合わせている感覚があれば、仮説を調整する必要があります。

ここで本当に役に立つのが、自分のクローゼットで買い物をすることです。何かを買う前に、費用をかけず、手持ちという実物に照らしてアイデアを検証できます。

参考画像は慎重に使う

画像を集めるなら、掘り下げて考えることで役に立ちます。保存するたびに、具体的に何が好きなのかを言葉にしてください。プロポーション、配色、素材、漂うムード。曖昧な憧れからは、曖昧な買い物しか生まれません。

憧れる画像と、実際の暮らしに近い画像の隔たりにも注意します。平日はデスクと子どもの送迎が中心なのに、夜の装いばかり集めているなら、それはスタイルではなく憧れです。それを基準に買えば、着ない服ばかりのクローゼットになります。

変化を受け入れる

パーソナルスタイルは固定されたものではありません。年齢、仕事、気候、体、気分とともに変わりますし、それでいい。変わらないのはプロセスです。うまくいったこと、いかなかったことに気づき、調整します。

この作業を年1回繰り返してください。20分で済み、3つ前の仕事をしていた自分に合わせてワードローブをつくることから救ってくれます。共通点が明確になれば、カラーパレットを決めることも、それを軸にカプセルワードローブをつくることも簡単です——難しい判断はすでに終わっています。

Closetelle は服をデジタルワードローブに変え、コーディネートを提案します。

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