Care & Organisation

狭いクローゼットの整え方

狭いクローゼットは、まず収納の問題ではありません。見える/見えないの問題です。ぎゅうぎゅうに詰まると服は消え、見えない服は着られない。密度ではなく可視性を基準に整えることが、狭い空間を使えるものにします。

まず減らす

中身が多すぎるクローゼットを救う収納術はありません。ハンガーを力ずくで押し広げないと入らないなら、最初の仕事は整理ではなく量を減らすことです。指1本でハンガーを動かせるだけの隙間を目標に。

オフシーズンの収納もここに含まれます。1年の半分、服の半分がよそにあること——これが狭いクローゼットで得られる最大の余白です。衣替えを参照してください。

掛けるべきものを掛け、残りはたたむ

掛けるスペースはいちばん希少な資源なので、意識して使います。

掛ける: シャツ・ブラウス、ジャケットやテーラードもの、ワンピース、きれいめのパンツ、シワが付きやすいものや形で着るもの。

たたむ: ニット(掛けると肩が伸びます)、Tシャツ、デニムやカジュアルなパンツ、スウェット、重くて柔らかいもの全般。

この線引きだけでバーの3分の1ほどが空くのが普通です。多くの人が習慣でニットを掛けているから——そしてそれはニットを傷めています。

高さを使う

ほとんどのクローゼットは、バーの上の1メートルと、掛けたシャツの下の空間を捨てています。

  • 2本目のバーをシャツやジャケットの下に足せば、掛けられる量は倍に。シャツに必要なのは約100cmなので、標準的なクローゼットなら2段は無理なく収まります。
  • 棚の仕切りを上段に。たたんだ山が崩れなくなり、高い棚が「使えない棚」でなくなります。
  • にはシューズラックか箱を2つ。靴を床にばらばら置く習慣は、ほかのどんな癖よりスペースを無駄にします。
  • にはフックや薄い吊り下げ収納を。バッグやベルト向きです。

積まずに立ててたたむ。 書類のように立てて並べれば引き出しの中身が一目で全部見えます。積み重ねは、いちばん上の1枚しか見せてくれません。

カテゴリー順、その中で色順に

トップスはトップスで、パンツはパンツで、羽織りは羽織りでまとめる。そのうえで各グループの中を色でそろえます。

「カテゴリー→色」が他のどの並べ方にも勝つ理由は単純で、服を選ぶときの頭の動きと一致しているからです。人は「トップスで、ネイビーっぽいもの」と考えるのであって「あの日のディナーの一式」とは考えません。コーデ単位で並べると、すでに知っている組み合わせに縛られます。それは小さなワードローブがいちばん避けたいことです。理由は自分のクローゼットで買い物をするで詳しく。

手前と目線の高さは、毎日の服に

目の高さと手の届く範囲は一等地です。週に何度も着るものをそこへ。よそ行き、めったに着ないもの、思い出の品は、上か下か、バーの端へ。

ローテーションの習慣も取り入れる価値があります。洗った服は元の場所ではなく、いつも同じ端に掛ける。数週間で、着ていない服が反対の端に集まり、何が機能していないかを勝手に教えてくれます。

ハンガーは思っている以上に効く

そろえた薄型ハンガー——ベロアか細い木——は、太いプラスチックと針金の寄せ集めに比べて本当に場所を稼ぎます。1着あたり数センチでも、バー全体では数着分の容量差になります。服が滑り落ちないのも大きい。床に服が落ちている本当の理由はそこです。

クリーニング店の針金ハンガーは残さないこと。肩の形が崩れ、ビニールカバーは湿気をためます。

見える状態を保ち続ける

狭いクローゼットは放っておくと「見えない状態」に戻ります。守るのは2つの習慣だけ。空いた隙間ではなく元のカテゴリーに戻すこと、そして年に一度の大改造ではなく季節ごとに10分だけ見直すこと。

実物のクローゼットと並行してデジタルの一覧を持てば、可視性は収納から切り離せます。箱の中のものも上段のものも含めて、扉を開けずに全部見渡せるからです。

Closetelle は服をデジタルワードローブに変え、コーディネートを提案します。

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